株式会社学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査した。
ついに9割を超える内々定率に
それによると、2024年8月末時点の内々定獲得率は「91.2%」、ついに9割を超える内々定率となった。
8月度調査では、前月から2.1ポイントの伸びだったが、前月比4.4ポイント増と大きく伸長している。また、昨年同時期調査の「90.6%」と比較しても、0.6ポイント増加している。
文理別では、文系が「90.0%」。文系の内々定率が90%台に乗ったのは今期初めてで、前月比6.3ポイント増と大きく伸びたのが目立つ。一方、理系は「93.6%」で、前月比0.4ポイントの微増だった。
また、“内々定を獲得し、就活を終了”した学生は、前月から5.8ポイント増の「78.0%」となった。約8割の学生が、すでに就職活動を終えていることがわかる。“就職活動をしている”学生は、前月から6.0ポイント減の「21.6%」。就職活動中の学生は、約2割程度まで減少している。
■調査概要
・調査期間:2024年8月23日~ 2024年8月31日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:360件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
(坂土直隆)