BONES - 骨は語る -
FOXが製作を手がける海外ドラマ「BONES - 骨は語る -」は、様々な人間関係を織りまぜながら、難解な事件を解決していく一話完結型の犯罪サスペンスです。最近、松田聖子さんが最新シーズンに登場するとして話題にもなりました。
BONESは、優秀な法人類学者である主人公テンペランス・ブレナン(通称ボーンズ)と、彼女が捜査協力しているFBI捜査官シーリー・ブースを中心に、個性豊かな専門家が登場し、毎回事件解決までに高度な専門知識とユーモア溢れるそれぞれの個性が描かれるところに魅力があります。
個性派のスクインターンたち
BONESの人気は海外でも高く、現在アメリカではシーズン5が放送されています。日本でも今放送中のシーズン4からは、シーズン3で欠員が出たボーンズが勤めるジェファソニアン研究所に様々なインターンが立ち替わり入れ替わり登場します。
BONESのインターンは、海外から「スクインターン」という相性で親しまれています。スクインターンは「スクインツ(目を細める奴ら)」と「インターン」を組み合わせた造語で、「スクインツ」は、シーズン1で、現場あがりのブース捜査官が馴染めないインテリ科学者たちを軽蔑の意味も込めて呼んでいた愛称です。
今回新しいインターンが登場したことで、シーズン4のスクインターンは出揃ったようです。前回ご紹介したインターンたちと合わせて、あなたのお気に入りのインターンはこの中にいるでしょうか?
アラスト・バジリ
現在日本で放送されているシーズン4に新しく登場したスクインターンは敬虔なムスリムのアラスト・バジリ君。イラン出身で、ジェファソニアン研究所にいるときも、きっちり日に5回、お祈りを捧げます。宗教の非現実性にいまいち納得できないボーンズは、彼の行動を訝しげに見て、所長にも度々小言を洩らします。
研究に関してもコツコツと取り組むタイプのようで、ボーンズが無理と言い放ったことでも、自分でチャレンジして事件の重要な鍵を見つけます。
また、非常にまわりに気遣いできるタイプのようで、無理と言ったボーンズの行為から自分が事件の鍵を見つけようとしていることを黙っていたり、さらに恋人ロキシーと別れたばかりのアンジェラに対して癒し系音楽のプレゼントを渡して慰めたり、というシーンもありました。
アメリカで放送されている次のシーズンでは、出身である中東でのエピソードが登場したり、意外な特技を披露したりと、彼の人間性がもっと掘り下げられるようです。今まで登場したインターンと、松田聖子さんの活躍も含めて、まだまだ目が話せませんね。
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