学校を卒業したものの…
ソフィー・ターナーさんは地理学の学位を得て大学を去った後、何をすればよいのかすっかり見失ってしまったようです。
しかし、ガン患者を支援する慈善団体のマクミラン・キャンサー・サポートでインターンシップを開始してから、ここ以外で働くことなど考えられないと思うようになったそうです。
「ここでの4ヶ月が私のキャリアを変えたと言って間違いないわ。私の人生すら変えたの。」
ソフィーさんは現在23歳。現在6ヶ月間の常勤スタッフとして、ロンドンの事務所でボランティアプロジェクトのコーディネーターを務めています。
この仕事を通して、自分が問題だと感じたもののうち、改善の余地があるとわかったものをしっかり見据えて取り組めるようになったと彼女は言います。
インターンから就職まで努力の日々
しかし、彼女はすぐに理想の仕事を得ることができませんでした。数カ月に渡って、毎日マクミランのウェブサイトをチェックし、求人枠がないか、毎日事務所に問い合わせることが日課となりました。
「それが終わる頃には、確実にみんな私が誰だか知っていたわ!」
と、ソフィーさんは言います。
「希望の仕事に就くチャンスを得るために、先行して、事前に対処しなきゃいけない気になっていたの。」
一方で、現実的にならなくてはいけないと感じた彼女は、他の仕事も探し始めます。
「市場調査に興味を持っていたから、その分野での訓練ができる仕事を探していたの。いくつか受かったけど、結局辞めたわ。」
その後、マクミランのロンドン事務所に空きがあると人伝に聞いたのは、去年の夏のことでした。
「瞬きより早く履歴書と申込用紙を送ったわ!」
彼女はまた、2008年の秋にマクミランの地方事務所で行ったインターンシップが、彼女を優位にしていることを確信していました。
「マクミランがどうやって機能して、どんな反響を得ているかだけじゃない。私が知っているのは、もっと重要な、その仕事が実際にどんなものなのかということなの。」
面接を終えた時、彼女は数日のうちに合格の知らせがくると確信したようです。
「すぐに手応えを掴んだわ。マクミランの仕事は多様性に富んでいるの。重要なポイントは、国際的に活躍するボランティアチームを支えること。それからボランティアの採用や訓練を実施する地方のアドバイザーたちもね。」
夢のような就職を果たして
就職に成功した後、彼女の仕事は、ボランティアプロジェクトのコーディネートをすることと、ガイダンスツールを開発したり、他のスタッフのために技術研究したりすることだとソフィーさんは語っています。
「それから、サポートのひとりとして、マクミランのイベントにも参加することになっているの。毎日違う仕事で、同じことをする日なんてないのよ!」
ソフィーさんは本当にこの仕事を気に入っています。
「心の底から、これってご褒美だと思うのよ。スタッフともボランティアとも一緒に働けるし、刺激も受ける。この仕事は、本当に何かを変えている実感を得れる仕事なの。毎日憧れの仕事を手に入れたと実感して、踏ん張っているわ。」
GIRL'S DONE GOOD