就職難の時代に新たに発表された政策
イギリス政府は、1憶3600万ポンドの予算が割かれたインターンシップ基金に50以上の大学が参加することを発表しました。このインターンシップは小企業を対象に行われるもので、学生がより就職しやすい環境を作るために実施されます。
政府、大学、そして小企業の間で行われるこのインターンシップでは、具体的に面接練習やインターンシップを通した社内指導で、より実践的な体験を学生にしてもらうことに目的を置いています。
関係者のコメント
インターンシップに関して、ゴードン・ブラウン英首相は、以下のように説明してます。
「若い世代がキャリアを積む支援を行います。そのため、新しいインターンシップを通じて訓練と指導を受けられる機会を作る1憶3000万ポンドを投資しました。」
「国中の大学から、新規に7000の企業がインターンシップの要請を受けました。多くの大学が、学生に大きなチャンスと初めての就労体験を与えるこの計画に参加してくれたことをとても嬉しく思います。」
イギリス労働党のピーター・マンデルセン氏も、今回の計画に対して以下のような発言をしています。
「この計画の成功は、明日の労働者に信念を託すイギリスビジネスの勤勉さと献身を物語ることになる。」
「経済を維持するにはすべての世代において熟練したスキルを持つ人間が必要だ。今回のインターンシップは若い世代にキャリアを積む上で必要な完璧な素地を作ってくれる。それにまだ200万ポンドが残っている。私は全ての大学が参加すべきだと考えている。」
また、小企業側もこのことに対して以下のようなコメントを残しています。
「失業率の低下をみて、我々も励まされていたところでした。しかし若年層の失業率はまだまだ記録的な高さにあり、我々はこの問題に挑戦する鍵として歩みだそうとしています。」
調査によれば、小企業の5社に1社は卒業後のインターンを雇う熱意をみせていると言います。
Universities join internship scheme