
パナソニック株式会社は、学生のキャリア観・就業観の醸成を目的とした「Academia」活動を本格的に開講した。
少人数型の勉強会を定期的に開催
「Academia」は学生が未来を選択することを総合的にサポートするキャリア形成支援活動。学生が未来を考えるうえで材料になる「情報・経験・気付き」の3点を提供する少人数型の勉強会を定期的に開催していく。
こうした勉強会は2017年10月より先行して限定開催してきたが、より多くの学生に機会を提供するため、このたび活動をオープン化し、広く学生が応募・参加できる形式に移行して開講していく。
学生が未来を考える機会を
パナソニックは日本国内において、1997年よりインターンシップを導入している。
1. 在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を積み、将来の具体的な仕事のイメージを持つこと
2. 将来設計について考える契機として雇用のミスマッチを解消すること
3. 産学協同の人材育成を行うことを目的とし、2017年度まで毎年インターンシップを開催してきた。
加えて、近年では働き方の多様化、ニュースやSNSを通じた就労に関する情報過多、より複雑化する社会など、キャリア選択の難しさが高まっていると考えている。
同社ではインターンシップに加え、学生が未来を考える機会として「Academia」を開講することにしたという。
「Academia」では、自己を探求するものや、社会や仕事を知るものなどのオリジナルコンテンツを提供する。30人以下という少人数で、インタラクティブな進行により、座学だけでは得られない「情報・経験・気付き」の提供・共有を目指す。(慶尾六郎)