インターンシップはアメリカでは重要な雇用条件となる - 後編

マクギーさんは、インターンシップが学生にとって良かろうと悪かろうと、彼らにとって利益があることに変わりはないと話します。
「インターンシップの重要性はどの分野においても変わりません。インターンシップによって、学生は希望するビジネスの世界の実情を見抜く力を手に入れることができます。」

彼女は過去にも似たイベントを開催した経験を持っています。前回は企業ではなく、インターンシップを経験した学生を中心とした会議でした。

前回のこの経験から、マクギーさんは今回の会議の成功を確信しています。今回の企業会議から、企業がいったいどんな人材を求めているのか、インターンシップをどのように行えば良いかということを学生が学べるというのです。

「ある学生は、自分が学んできたものが、自分の仕事には適さないとわかるかもしれません。あるいは、今回のこの企画で、大きな経験と人脈を掴む学生も現れるかもしれません。」

サクラメントビーに勤めるミラーさんは、サック・ステイト・キャリア・センターの出身者でもあります。彼の意見もまた、インターンシップは学生にとって利益であるという点で同じです。

「どんなインターンシップでも、利益は3点に絞り込める。実態のある仕事、職歴の充実、それに履歴書に書ける項目だね。」
と、彼は話します。
「だから学生はインターンシップを早めに探して、企業に連絡を取ることを怖がらないことだよ。」

インターンシップの職歴は、自分が望む分野の雇用枠に立候補する際、心強い味方になります。マクギーさんも
「もし、同じ学位を持つ2人の求職者がいた場合、企業はより経験の多い方を選びます。」
と、話します。

インターンシップで面接もうまくできるようになりますし、実際の就職活動にも役立ちます。インターンシップに応募すること自体、知性が求められるからです。また、マクギーさんは、よいインターンシップほど時間を必要とするため、インターンシップに申し込む時は時間管理をしっかりと行う必要があると話します。

「学生は、応募とその後の手続きを両立させ、良いインターンシップを掴むまでは応募し続けることが大事です。」
と、彼女は説明します。また、インターンシップは、本当の仕事として取り組むべきだそうです。

ミラーさんの意見も同じです。
「常にやる気をもって、時間に余裕を持つこと。そしてプロフェッショナルでいること。」

サック・ステイト・キャリア・センターでは、もっと踏み込んだ助言を学生に行っています。また、マクギーさんは何かあれば周りに助けを求めることを躊躇しないようにと付け加えているそうです。

「自分より半径60センチ以内にいる人物には、自分が休職中であると知らせるぐらいがちょうど良いでしょう。」
と、彼女は話しています。




Internships give students upper hand

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