説明会の意味を捉えよう
就職説明会、あるいはインターンシップの説明会などでは、必ずした方が良いことがあります。アメリカで推奨されている方法を紹介しますので、日本の就職活動と比べてみましょう。
アメリカのインターンシップや就職説明会に参加する企業には、いくつか動機があります。日本の場合とそれほど変わりはないかもしれません。
1. 企業の注目度を高めるため
2. 就職情報を提供するため
3. 自社の求人に対する応募者を広く募るため
4. 目下、あるいは将来的な求人枠の空きを優秀な人材で埋めるため
この厳しい経済状況では、今まで以上に、ネットワーキングや人脈が何より重要になってきます。インターンシップや就職説明会に際して、どのような準備をすれば良いのか、どうやって自分を売り込めばよいのかというヒントを一緒にみてみましょう。
1. 下調べ
就職説明会やインターンシップの説明会には、行き当たりばったりで参加せず、あらかじめ気になる企業を下調べしておきましょう。
インターネットなどでも十分ですので、積極的に企業とコンタクトをとるに当たって、なぜその企業を選んだのかということを、相手にも伝えられるくらい明確化しておくことが重要です。
2. 説明会用の履歴書を作成する
自分の履歴書をあらかじめ用意しておきましょう。履歴書の内容は、自分の経歴や関心を寄せていることなどが明確に分かるようにしておくことが重要です。
3. エレベーターピッチの練習
自分の『エレベーターピッチ』を習得しておきましょう。
エレベーターピッチとは、通常企業などが自社のアピールに用意する、30秒程度の要を得た簡潔な会社説明のことです。エレベーター内で会った顧客や投資家に対して、エレベーターを降りるまでの短い間に、自分の企業や商品、サービス、あるいはその企業内の自分について簡潔に説明することを指します。
エレベーターピッチには、自己紹介以外にも、簡単に自分の経歴について触れ、これからの目標や現在関心を寄せていることなども含めましょう。
様々な人と出会う就職説明会やインターンシップの説明会なら特に、エレベーターピッチはとても効率的に機能します。これからの人脈開発にも役立つので、意識して身につけてみましょう。
4以降のヒントは、後編で……

How to work the internship & job fair
http://media.www.theseahawk.org/media/storage/paper287/news/2010/03/24/News/How-To.Work.The.Internship.Job.Fair-3893588.shtml