そう簡単に新しい人材開拓はできない
しかし、市は予算を削減している真っ最中。このご時世では未経験者の採用やインターンシップは、なかなか見つかりません。
ウォルドロンさんの部下に当たるバート・フィッシャーさんは、現在インターンを雇っています。1年に及ぶ欠員の後、ミネソタ州の経済部門が捻出してくれた助成金で実現したインターンシップでした。
彼は、このインターンシップを無給であっても続ける予定だと話しています。
「他のたくさんの市と同様、資金がないとき、インターンは真っ先に切り捨てられるポジションです。しかし、雇用市場にたくさんの学生が溢れているのは目に見えています。彼らは何でも良いから、何か始められるものを探しています。」
市が言う、唯一学生が行っていないものとは、解雇された人間の代わりに安い賃金で働くことです。
新しい世代は、熟練職員とは違う
ウォードロンさんは地元大学の教授と協力し、長年に渡って非常にたくさんのインターンシップを導入してきました。
彼が言うには、インターンは熟練した職員と勝手が違うそうです。
「インターンの助けがあると、職員は自分の仕事に集中できるようになる。しかし、彼らは経験豊富な職員に成り代わって就職することもない。若さ、英気、技術の精通度合い。彼らが熟練したベテランに加わることで、見事な調和を生むんだ。」
新卒生の間でも関心は高まっている
学生にとって、インターンシップは経済的な橋渡しになるかもしれません。チャールズ・ロバーツさんは2008年、都市と地方行政に関する博士号を取得しました。
その後アーデンヒルズの地域発展部門のインターンシップを行い、それから先週始まったばかりの、この行政のインターンシップへと移ってきました。
彼はブレーンという町でインターンシップを始めました。この経験を通して、市役所の様々な一面を垣間見てきました。しかし彼はそれでも、またここで働きたいと言います。
「常勤での仕事をしてみたいと思うかも。でも枠が少ないし、まだまだ先の話だね。」
と、彼は話します。
「この町にはしばらく滞在するつもりなんだ。この行政の仕事が募集再開されたら、その頃にはもっとキャリアを積んで職歴を充実させておきたいと思ってる。」

Cities see interns as an investment in the future
http://www.startribune.com/local/north/87627447.html?page=1&c=y