出産育児を終えた女性の社会復帰にも最適
ほかの専業主婦の例も番組では取り上げられていました。子供を出産後、7年間自宅で家事に明け暮れていた女性です。彼女は子供を作る前まで、ハイテク関係の顧客サービスの仕事に就いており、キャリアも申し分ありませんでした。
しかし7年間の間にインターネットは普及し、ソーシャルネットワーキングも重要になり、彼女が働いていた分野の仕事も大きく様変わりしました。インターンシップは、そんな彼女の古い知識や技術を、就職可能な最新の状態へ持って行く手助けをしてくれます。
また、インターンシップなら、家事と仕事、タイプの違った忙しさのギャップに、少ないリスクで身体を慣らすことも可能です。
学生のインターンシップとの違いを意識する
職を求めてインターンシップをすると言うことは、少なからず、若い学生と競争が生まれることを意味します。将来性があり、活力あふれる学生と対抗できるのは、経験と知識です。
また、ふだんは手に入らない就労経験を通じて、雇用市場での自分の価値を上げるという点では、学生も社会人も、インターンシップの本質は変わりません。
社会人であれば、前職の仕事をいかしたインターンシップを検討し、より野心的になる必要があります。それは、主婦の毎日の家事や子育ての経験にも当てはまります。
番組で取り上げられたのは、より分かりやすいIT分野での職歴がある男性の例です。
彼は、自分の前歴をいかして、プロジェクト・マネージャーのインターンシップに応募しました。結果、企業が彼の意気込みとスキルの高さを評価し、彼は以前よりもずっと良い条件の仕事を任されるようになりました。
インターンシップには目的を明確とすること、一生懸命その目的に向かって努力することが必要となります。決して楽な道ではありませんが、自分の未来をしっかり考えて行動すれば、インターンシップは自分の理想のキャリアへと繋がるでしょう。

Job-Hunting? Get Good Experience as an Adult Intern
http://abcnews.go.com/GMA/JobClub/job-hunting-good-experience-adult-intern/story?id=10056926