競争渦巻くファッションインターンへ…
アメリカでは、夏はインターンシップの季節。昨年、ネブラスカ大学リンカーン校の1人の学生が、自分の夢を追い求める決意をしました。そして、それは大成功となりました。
ファッション業界と言えば、女の子のあこがれ。しかし、競争の激しさは恐らくほかのどの業界の追随も許さないほどでしょう。ファッション業界のインターンシップで成功を収めたブリタニーさんのストーリーを見てみましょう。
憧れの仕事へ向かって猪突猛進!
昨年、ファッションジャーナリズムを専攻するブリタニー・シュスラーさんは、ニューヨークのインターンシップだけにねらいを定めて応募したと話します。しかし、それも大きなかけで、彼女はあこがれの地を夢見て、何か成果が得られるようにと祈る状態でした。
そこで彼女は更に行動を起こします。応募したインターンシップの企業から合否の返事をもらう前に、ニューヨーク大学の夏の寮を予約したのです。一見無謀なかけだった彼女のこの行動は、最終的に良い結果をもたらしました。
なんと彼女は、あの有名なファッション雑誌ELLEとIT Management GlobalというPR会社、ふたつのインターンシップに合格したのです。
彼女がELLEから連絡を受けたのは、ニューヨークへ移動する2週間前のこと。
「文字通り叫んだわね。まるで夢のようだった。」
と、彼女は話します。
UNLという就職サポートサービスでアシスタント・ディレクターを務めるエミリー・ウィルバーさんも、今回のインターンシップの価値の高さに注目しています。
今回のインターンシップは、大胆な行動にでるだけ価値のあるもので、合格前に抱いていた不安でさえ帳消しにするほどでした。インターンシップで彼女は専門的な技術を身につけることができますし、自ら興味がある分野で、堅いキャリアを得ることができます。
と、言っても、ブリタニーさんの夢のインターンシップは、彼女にとっては理想的でも、万人にそうとは限りません。本来であれば、学生は小さなことから始めるべきです。夢の仕事より、少し小さなところから始めて、徐々にキャリアを積み重ね、仕事を大きくしていくのです。
インターンシップを通じて、学生は人脈を作り、自分の技能に自信を持てるようになると、ウィルバーさんは説明しています。そして、インターンシップで一番重要なのは、雇用市場の競争について行けるようになるということです。

The big dream: an internship story
http://www.newsnetnebraska.org/component/content/article/28-news-cojmc/1039-the-big-dream-the-internship-storyELLE Magazine
http://www.elle.com/