
今年2月13日から同27日までに19卒生を対象に株式会社マキシマイズと株式会社オンユアマークの合同で行った『インターンシップ 学生調査』によると大手百貨店・三越伊勢丹が「お勧め度平均値」4.86(5点が満点)でトップにランクインした。
ワーク型や体験型など多種多様なインターンシップが
19卒生の年度から1日のみで開催する「1Day型インターンシップ」が事実上認められ、以前より一般化したインターンシップ。企業の採用部署もそれに伴い、ワーク型や体験型など多種多様なインターンシップを多くの学生に向けて用意するようになったという。
「1dayインターンシップ拡大年」を経験した19卒学生のアンケートデータを分析すると、「お勧め度平均値」上位の企業のインターンシップのプログラム内では「座談会」を設けていることが多く、また人事の雰囲気や社風、フィードバックの丁寧さといった人事や担当者の「人柄」の部分も大きくランキングに影響した。
反対に一方的な実績アピールが多かったりフィードバックが無い、もしくは少ない企業のインターンシップは評価が下がりがちで、ネガティブなコメントが目立った。
また、業界や企業理解に直結しない概念型のグループワークや体験ワークも学生から不評という結果も特徴的。
内定者が企画・運営するものも、納得感やリアル感の不足を指摘する声が多く、多くの学生にとって不満足につながる結果になっているなど、19卒学生の本音やリアルを感じる結果が収集できたとしている。 (慶尾六郎)