
理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャンは、7月29日~8月3日、8月10日~8月16日に全国の理工系学生(23卒学部生・院生)に対して就活実態を調査し、528名の調査結果を得た。
オンライン就活にはにプラスの感情を持っている学生が多い
まず、「コロナ状況下で、会社や事業所に面接やインターンシップに行くことに心理的に抵抗はありますか?」と聞いた。
その結果、23卒の結果を見ると「旅費、交通費、移動時間を削減できてよい」「普通よりも多くの企業の説明会に参加できそう」「WEB面接が増えて、やりやすくなる」という回答が上位にきた。
就職活動が効率化され、場所にとらわれずに就活を進めることができるという点にプラスの感情を持っている学生が多かった。
また、「コロナの影響という観点から、大学での学業や研究と、就活の両立はどうなりそうですか?予想をお教えください。」という問いには「WEBで就活を効率化して両立しやすくなる」が60.0%となった。
昨年同時期に22卒向けに行った調査時の41.0%より19.0ポイントも増加した。23卒は22卒よりもコロナ下での生活に慣れてきたのか、学業の影響を考慮するとオンライン就活に肯定的な意見が多かった。
●今年度23卒向け調査
・調査対象:全国の理工系学生
・調査方法:アンケート調査(無記名式)
・調査期間:7月29日~8月3日、8月10日~8月16日
・有効回答数:528名
(慶尾六郎)