
次世代の採用手法を提供する株式会社リソースクリエイションは、就職活動中の学生584名を対象に、「コロナ禍におけるSNS就活についての実態調査」を実施した。
SNSを活用する学生が80.5%で多数派
この調査で、「SNSで社名を検索しましたか?」という質問に対し、80.5%が検索したと回答した。
内訳は、Instagramが64.9%、TikTokが24.8%、Twitterが24.7%となった。就職活動をする際に、情報収集の一貫として、SNSを活用する学生が多数派だということが分かった。
昨年の同データでは、74.8%と約5%アップしており、年々就職活動において、SNSの利用が主流になってきているようだ。
また、社名を検索するSNSの1位がInstagramになっている理由としては、就活生が一番知りたい社員の雰囲気を、画像や動画を通して伝えることができるからだと、同社では考えている。
さらに、同社によると、SNS就活を行う理由として、コロナ禍により、就活生が社員と交流する機会が減少したことや、一度も会社に行くことなく入社に至るなど、先輩たちの実態を目の当たりにしていることが、背景として考えられるという。
■調査概要
【調査対象】2023年卒の584名
【調査期間】3月7日〜8月25日
【調査方法】Web上でのアンケート
(坂土直隆)