
野村不動産株式会社は、海外学生インターンシッププログラム(海外大学教授、海外大学インターンシップ学生)及び、海外支店間人材交流プログラムを同時開催する取組み「ナレッジエクスチェンジプログラム」を開始した。
現地採用社員を同時に日本に招き、本社社員と交流するプログラム
ナレッジエクスチェンジプログラムとは、海外大学教授、海外大学インターンシップ学生および同社現地採用社員を同時に日本に招き、同社本社社員と交流をするプログラム。
これは、同社が2018年度以降、タイやベトナムの複数大学及びアジア各都市の居住空間研究で実績を有する、日本女子大学篠原 聡子研究室と連携して実施している、産学共同研究の取組みを踏まえて始める、新たな取組み。
同社にとっては、現地におけるさらなる潜在ニーズの発見に繋がり、学生ならびに同社現地採用社員にとっては、複数国間・多世代の交流を通じて、各々の知見を深めることに繋がる。
現地での長期的な社会の変化と、それに伴う潜在的なニーズの発見を目指し、2018年度より産学共同研究の取組みを進めており、研究結果を同社の海外事業案件へと反映するなど、商品価値向上へと繋げてきた。
2022年4月に開示した中長期経営計画において、海外事業を同社の成長ドライバーとして、さらに伸ばしていくことを発表したが、さらに海外事業の発展を加速させていくにおいては、「新たな価値創造」が必要不可欠と考え、今回の取組み開始に至ったという。
(坂土直隆)