
株式会社マイナビは、2027年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<インターンシップ・キャリア形成活動>」の結果を発表した。
初任給の額が学生にとって重要な指標に
この調査で、初任給額が実際の選考への応募に影響するか聞いたところ、「影響する(「非常に影響する(34.4%)」+「やや影響する(52.4%)」)」が86.8%で、例年に引き続き、初任給の額が学生にとって重要な指標となっていることがわかる。
また、欲しい初任給額については、「25~26万円未満」が26.5%で、前年の10.8%より15.7pt増加した。また、30万円以上と回答した割合も17.8%で、前年の4.0%より13.8pt増加している。
欲しい初任給額の決め手は、「行きたい業界・なりたい職種の平均初任給を参考にしたため」が36.6%で、最多だった。高い給与を求めるだけではなく、自分の志望分野における妥当な水準を意識していることがわかる。
【調査概要】「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<インターンシップ・キャリア形成活動>」
調査期間/2025年8月20日(水)~8月31日(日)
調査方法/マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信
し、インターネットアンケートより回収
調査対象/2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
調査機関/自社調べ
有効回答数/1,206名(文系男子172名 文系女子462名 理系男
子276名 理系女子296名)
調査結果の詳細はこちら:
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20250912_101401/ (坂土直隆)