海外インターンの重要性
インターンシップは、海外では就職活動の要となっています。サブプライムローンに端を発する経済危機の影響で、アメリカは深刻な就職難の時代を迎えています。どのインターンシップを経験するかで、この就職難を乗り切れるかどうかが決定するため、インターンシップにも、すでに熾烈な競争が起き始めています。
特に人気なのが、国際的なインターンシップです。インターンシップの普及により、より加速した国際化で、どの企業も国際社会に通用する人材を求めています。アメリカ国内の就職率が低いこともあって、アメリカの学生もどんどんと国外での経験を求めてインターンシップを選び始めています。
中国で英語を教える
英語は、もはや国際語となっています。アメリカの学生はその点で有利な立場にあると言えるでしょう。それを活かすために、英語がそれほど得意ではない国へ行き、教師としてキャリアを積むインターンシップが人気となっています。特に中国は注目されています。
ニールズ・エリクソンさんは、アジアを巡るインターンシップに参加している人物です。彼は自分の体験についてこう話しています。
「中国は旅行にオススメなだけじゃない。海外で英語教師を目指す人になら誰でも、もってこいのスタート地点なんだ。」
この種のインターンシップのほとんどは、海外を旅して、英語を教える自信のある人なら、誰でも応募できるといいます。また、経験は不問で、中国語を話せる必要もないそうです。流ちょうに英語が話せて、高校を卒業していれば可能とのことです。
ただし、文化の違いがあるため、女性のインターンには露出の高い服装は控えるようにという忠告がされているそうです。
Teaching English abroad in China ‘a great starting point’