アメリカでもインターンシップには辛いものがある
アメリカの春休みも、すぐそこまできています。そのため今ごろ、学生は夏の間何をしようか悩んでいるかもしれません。
まだ経済が少しも持ち直していない状態にあって、インターンシップの見通しも明るいはずがありません。この時代で無給のインターンシップは、一種殺人的です。
インターンシップの選択肢はそれほど潤沢ではありません。特に通常の感覚を持っていれば余計にです。きっと白状すれば、この感覚を持ち合わせていない人などいないでしょう。
インターンシップにありがちな疑問
自分の信念を決めるのは自分です。自分のモラルや価値観は、自分のアイデンティティにかかわります。おのずとそれによって、周りの態度も変わってくるでしょう。
倫理的に必ずしも同意できない企業に、面接を受けに行った経験がありますか?
例えば、あなたがアップルのファンだったとしましょう。そして、マイクロソフトにかかわる職業訓練を、できることなら受けたくありません。
しかし、もし、マイクロソフトのインターンシップが、家から10分の距離で、最低賃金以上の給与を払ってくれるとしたら?あなたはこのインターンシップを受けますか?
辛いインターンシップの実情
これは合理性を問う質問です。そして、論点はすべて倫理的です。自分のやりたいことに反したインターンシップを選ぶことは、バカげているようにも見えます。
言い換えれば、菜食主義の人物が、冷たいチョコレートミルクをがぶ飲みするようなものですし、無神論者が宗教的なイベントに参加することにも通じるかもしれません。しかし、選択肢には、また違った視点があります。
家に帰り、デリバリーピザの仕事に就いたり、あるいは大手ドラッグチェーン店の商品を棚に陳列する仕事に就いたりすることはとても簡単です。しかし、これらの仕事が、大学を卒業してからの出世街道にはならないだろうというのも明白な事実です。
雇用側は、採用に当たって、確かな職歴を求めています。その職歴を得るイオンターンシップに就くためには、少なからず個人の犠牲が必要となるようです。
インターンシップを探すに当たって、まず頭をもたげるのが交通費の問題です。考えてみてください。ガソリン価格はまた上昇していますし、ほとんどのインターンシップは無給です。
交通渋滞の中、片道1時間、仕事のたびに車を運転したいと思いますか?恐らく答えは「ノー」でしょう。ほとんどの場合、インターンの交通費は支給されません。ガソリン代も実費です。

Sacrifices must be made to land internships
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