インターンシップ存続の危機
インターンシップは、この就職難の中で、唯一明るい未来のキャリアへつながる希望として海外で注目を集めています。しかし中には、この不景気で予算が削減され、消えていくインターンシップもあります。
ロサンゼルスにあるピアス・カレッジでも、この厳しい経済状況に耐え切れず、インターンシップを終了する事態となったようです。
ピアス・カレッジのこのインターンシップは、最近だけでも110人の学生を、未来のあこがれの仕事へ導く助けとなってきました。しかし、もうすぐ終了を迎えると、ピアス・カレッジの就職サポートセンター長であるリチャード・スキッドモア氏は話します。
インターンシッププログラムの現状
彼はこの発表を、教育にかんする州議会で、今月22日に行いました。ロサンジェルスのコミュニティ・カレッジでは、就職斡旋サポートを提供している地元の企業などの力を借りて、インターンシップを行ってきました。
支援を行っている団体のひとつPV Jobsは、非営利団体であり、身体が不自由だったり、恵まれない環境に育ったりした学生や若者の就職を支援しています。BuildLACCDも、ロサンジェルスのコミュニティ・カレッジの学生を対象に、就職サポートを行っています。
「私は、この段階でまだ何も削減されていないことを肯定的にとらえています。まだはっきりとした日時は決まっていないはずです。」
今回の件を地元地域に発表した人物の話を聞いたシルバーステインさんは説明します。
「発表の際に、特にインターンシッププログラムが良くなかったという話は出てきませんでした。ただ、変更が必要なだけだと、話していたんです。」
この人物によれば、ピアス・カレッジのインターンシッププログラムのうち、幾つかを維持するために負債が発生していたようで、そのような資金援助のもとでインターンシップを続けることはできないと言ったそうです。
しかし、情報が一人歩きしている感も…
また、シルバーステインさんの証言によれば、スキッドモア氏は、少し大げさに今回の問題を話していたようです。
「インターンシップを継続できる別の方法を見つけようと努力してきました。若しくはインターンシップをなくしてしまうかの2択です。」
別の人物は、今回の問題の情報伝達が、伝言ゲームのようだと話します。情報が人から人へと渡るうちに、一人歩きしていると言うのです。

Internship program could be in danger
http://www.therounduponline.net/news/internship-program-could-be-in-danger-1.2198831