就職サポートセンターの現状
今年だけでもピアス・カレッジのインターンシップには110人の学生が参加し、待機リストには30人もの名前が記載されています。
スキッドモア氏のアシスタントであるアラン・チャンさんは、インターンシップが将来に渡って学生に利益をもたらすものだと感じています。
「私が学生のころはこんな機会ありませんでした。今の学生たちは、それに恵まれているんです。」
と、チャンさんは付け加えています。
スキッドモア氏によれば、8,400人が援助のために過去にセンターを訪れています。彼は、
「可能な限り学生の助けになろうとしました。残念です。」
と、話しています。
今回の問題にかかわっているのは、スキッドモア氏とチャンさんだけではありません。
「何も起こらないことを祈りましょう。しかし、我々は全員深呼吸する必要があるでしょうね。」
と、現状を見守る声が聞こえてきます。
「努力をした」というセンター長
スキッドモア氏は、就職サポートセンターの現状を州議会で発表しました。彼によれば、彼の元を訪ねる相談者の内88%は学生で、残り12%は、地域住民です。また、彼は、5月12日の9時~13時に、大学のキャンパスで行われる就職説明会にも触れました。
このイベントのために、彼は過去に、67,000の地元企業に、およそ1万の招待状を送りました。今年は「的を絞ったマーケティングをしなければ」という彼の言葉通り、従業員を探している4,500の企業へ招待状を送ったそうです。
「ピアス・カレッジは企業との距離が近いキャンパスです。」
と、スキッドモア氏は話します。
今のところ現状維持が続いている就職サポートセンター
インターンシップの担当者は、毎週火曜日の午前10時~12時まで、この就職サポートセンターを訪ね、相談者にインターンシップの機会を提供する手助けをします。オフィスはキャンパスの中に設けられており、ほかの部署とフロアを共有しています。
センターではインターネットを通じて調べ物をしたり、事務所の奥にもうけられている本棚から書類を取り出し、自分で調べることもできます。また、インターネットの環境があれば、学外からもウェブサイトを通じてサービスを利用することができます。
「ここではまだスタッフ交代などは行われていません。」
と、話すのはチャンさん。
毎週水曜日には、キャリア・アドバイザーもセンターに駐在します。アドバイザーは、履歴書の作成を手伝うほか、相談者の興味に沿った職種が分かるように適性検査なども行ってくれます。
インターンシッププログラムの提供が終了すれば、このサービスが、就職サポートセンターの主軸となるのでしょう。

Internship program could be in danger
http://www.therounduponline.net/news/internship-program-could-be-in-danger-1.2198831