
保育・人材・介護のライク株式会社は、学生向けに保育・人材・介護を取り扱う強みを活かした、新しい形のインターンシップを開催した。
3年間で保育の受け皿を22万人分整備を目指す
日本の大きな課題とされている待機児童問題。政府も2017年度までの解決を目標としていた「待機児童ゼロ問題」について、2020年度に先送りを決めた。
今後、2018年度からの3年間で保育の受け皿を22万人分整備することで、待機児童を解消し、その後の2年間で更に10万人分を整備するというもの。
ライクグループでは、そんな待機児童問題について、当グループの強みである人材業界の視点を取り入れることで、待機児童の解消方法を考えるインターンシップを開催した。
保育業界×人材業界
世の中の課題解決に取り組むライクグループとして「学生さんにも、保育業界×人材業界の生の課題に向き合ってほしい」という想いから、企画。また、学生目線での新しい意見を、同グループの今後の活動に取り入れていきたいという意図もあるという。
2019年卒/10名の学生が参加
今回は2日間にカリキュラムを分け、「【保育】×【人材】によって、2020年度の待機児童解消の為にできることは何か。」を議題にグループワークをした。
主なテーマは保育士不足について。こちらから予め提示した保育業界における3つの問題点、「1.保育の仕事に対するイメージの低下」「2.保育士の定着率」「3.潜在保育士」をもとに、原因とそれに対する解決策を、各グループごとに深堀りした。
グループワークの途中には、保育の現場で働いていた保育士さんをゲストに、学生からのインタビュー時間を設けた。
(慶尾六郎)