
ゼブラ株式会社は、2月7日と8日に、栃木県野木町にある自社工場で、筆記具の技術を学ぶ体験型ワンデーインターンシップを理系の学生向けにおこなうと発表した。
海外でも人気の日本の筆記具
日本の筆記具は、なめらかな書き味やインク色の多彩さ、ちょっとした使い勝手の工夫など、その高い品質が国内のみならず、海外でも人気の商品。
筆記具には様々な材料からインクを合成する化学の知識や、生産のための機械工学など高度な技術が必要。
また、最後まで途切れずに安定して書ける品質を保つため、国内で販売するゼブラの筆記具のほとんどは栃木県の自社工場で生産している。
今回、ゼブラでは、学生に筆記具業界への興味を持ってもらうため、マッキーやサラサといった学生にとっても身近な商品が生産される現場で、筆記具の技術や、モノづくりの楽しさを知ってもらうためのインターンシップをおこなう。
各回1日だけの開催であるが、理解を深めてもらうための体験型のプログラムとしている。
「ゼブラ モノづくりインターンシップ」概要
日時:2019年2月7日(木)・8日(金)
場所:栃木県下都賀郡野木町野木140 ゼブラ野木工場
対象:理系の学部の大学生・大学院生
プログラム:
1.工場見学:小さなボールから1本のペンが完成するまでの全工程を学ぶ。
2.インキング体験:ボールペンの中芯に手作業でインクを注入する。
3.ペンの組み立て体験:工場見学で学んだ知識を活かし実際にペンを組み立てる。 (慶尾六郎)