
株式会社学情は、6月19日~6月30日の期間で、2020年卒学生向け就職情報サイト「あさがくナビ2020」登録会員を対象に、就職活動に関するWEBアンケートを実施した。
インターンシップに参加した学生は78.3%
まず、インターンシップに参加した学生は78.3%(昨対比9.5ポイント増)だった。
インターンシップに参加後、就職活動で有利になったことがない学生は31.0%(昨対比6.3ポイント減)。インターンシップに参加した企業より内定(内々定)を得た学生は半数に迫ることがわかった。
就活ルール廃止についてわずかに「賛成」が「反対」を上回る
また『就活ルール廃止に関して、どう思われますか?』と尋ねたところ、「賛成」が24.3%、「反対」が21.5%と、わずかに「賛成」が「反対」を上回る結果となった。
「賛成」の理由としては、「すでにルールが形骸化しており、それならばルールは不要」といった意見が多く、「転職は個人のタイミングや目的でやっていいのに、一回目の就職だけ横並びにする理由がわからない」等、今までの"日本的雇用システム"への疑問の声も挙がった。
一方の「反対」の理由としては、「学業との両立が難しくなる」、「就活が長期化しそう」という意見が多く、「目安でも就活時期が決められた方が行動しやすいと思う」等、スケジュールの流動化への不安の声も挙がった。 (慶尾六郎)