
医療AIベンチャーアイリス株式会社は国立大学法人東京医科歯科大学の授業の一環として、医学部初の試みである単位認定型インターンシップ制度から医学部生のインターンを受け入れ、予定した3か月の期間(6月3日~8月30日)が修了した。
医学生が医師起業家の働く姿を身近で学ぶ
同インターンシップは医学生が医師起業家の働く姿を身近で学び、幅広いキャリア考察ができる機会を設けることを目的として実施した。
通常のインターンシップでは各企業が公募をかけ、学生が個々人で応募し採用する流れが一般的で、大学医学部の単位として認められることはなかった。
今回、東京医科歯科大学は医学部初の試みとして、プロジェクトセメスターの授業の一環として医療ベンチャーでのインターンシップ制度を導入している。
背景には昨今、医師起業家などによって創業される医療ベンチャーが増加しており、医学生の将来キャリアとして、医師起業家が一つのキャリア選択肢となっていることがある。(慶尾六郎)