
株式会社武蔵野では、全学年の大学生に向けてインターンシップを開催している。参加者数は、年間総勢約2,000名。中小企業として従来では考えられないほど多い人数は、「学生が学生を呼ぶ仕組み」で実現している。
学生目線で考えたインターン
武蔵野には、宿泊型のインターンも含め、全部で6種類のインターンがある。そのうちの2つは、学生に内容を考えてもらい作ったもの。
学年・学部を問わず、参加者に就職活動疑似体験や自己分析を行う。実際に就活を経験した武蔵野の内定者に、どういった情報が欲しかったか、また、タメになった経験などをヒヤリングし、作成した内容となっている。
同社では、インターンに参加する学生に近い目線を持った学生が考えることで、参加者から大きな支持を得ることが出来ているという。
また、武蔵野の採用新規事業「Kimete」では、インターンのお手伝いを通して社会経験を得たい学生を募集。そういった学生たちにSNSでの集客を手伝ってもらっている。
実際に選考を受ける学生は年間500名近くに上る。(慶尾六郎)