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無償のインターンか、有償のアルバイトか

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経験か、お金か
欧米でも吹き荒れている厳しい就職難の嵐の中で、学生は就職活動として、インターンシップに重点を置いています。日本ではまだそれほど注目されていないインターンシップですが、海外では政府や自治体先導で普及が行われてきたため、卒業間近の学生の活動としては非常に一般的です。

しかし、インターンシップにも現実的な問題があります。就職につながる有償のものが少なくなってきており、学費の支払いに苦しむ学生が、インターンシップをとるか、収入のあるアルバイトをとるかで悩んでいるのです。

海外


無償のインターンと実入りの良いアルバイトの板挟み
ハンドルネームでカタリナ・キッドと名乗る学生も、ふたつの選択肢に悩み、オンラインの悩み相談に登場した学生です。カタリナ・キッドさんは大学3回生で、夏の休暇中にエンジニアのインターンシップをするか、それとも大きなレストランで給仕のアルバイトをするか悩んでいます。

インターンの方が有意義に見えますが、今回のものは無償です。一方、レストランは去年も働いた経験のあるところで、この夏そこで働けば、翌年分の学費全額をその給料で賄うことができます。卒業後ローンを抱えずにいられるかどうかは、学生のその後の人生を変える大きな要素です。

そう考えてアルバイトを選ぼうとしていたところ、父親から「人生の大事な選択を短絡的にしか捉えていないのではないか」と注意されたと言うのです。

アルバイトは、仕事といっても責任能力の低いポジションで、あくまで雑用係の域を出ない仕事です。一方で、インターンは見返りが少ないなりに、社員のひとりとして、客先に出向き、他の人間を統率してプロジェクトをまとめるなどの仕事に就くことができます。

もちろん具体的にどんな体験をできるかは、インターンシップを行う企業にもよりますが、アルバイトでは得られない貴重な体験であることに間違いありません。責任のある仕事は、精神面でも成長を促します。


相談に対する回答
CNNMoney.comでは、この悩みに対して、どちらを選ぶべきかは、インターンシップの具体的な内容によると答えています。アルバイトでは学べないビジネススキルや、専門知識を得られる方がやはり望ましいのです。

エンジニアのプロとして、卒業後進路を決めるにあたって、役に立つことを実際に行うのであれば問題ありませんが、例えば、雑用ばかりに追われたり、上司のコーヒーを運んだり、洋服をクリーニング店に行って引き取ってきたりすることは、なんの役にも立ちません。

また、この企業が卒業後インターンを雇っている形跡があるかどうかも調べておく必要があります。夏の期間限定の仕事なのか、春へと繋がる機会はあるのか、また最低でも、他の企業への就職に繋がる協力をしてくれるのかを確かめましょう。

そうでなければ、そこでインターンシップを行う意味がありません。給仕のエプロンをとる方が、いくらか価値があります。父親のアドバイスは、インターンシップがインターンシップとしての価値を発揮してこそ成り立つものです。


インターンシップの意義
今の世の中で、このような悩みを持てること自体、贅沢な話ではあります。しかし、何を選ぶにしても、それは将来のキャリアへと繋がるものです。就職難を乗り越えるには、インターンシップをキャリアの基礎にするにしても、効率を優先し、まっすぐ希望のキャリアへ繋がる道を選ばなければ厳しいものがあります。

人は、好きなものや目的があるものでなければ、熱中することができません。例え仕事に取り掛かっても、熱中できるものでなければ、良い結果など出せはしないでしょう。

キャリアで悩みが生じたら、人の意見や一般論などで決断を急がず、情報を集め、そこにどんな利益があるのかを見極める必要があります。自分のやりたいことを見極める、それこそがインターンシップの醍醐味なのかもしれませんね。


外部リンク

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