株式会社文継は、新・地方創生モデル「大学×地方産業インターン」の第一弾として、株式会社膳と共同で2019年より実施している「京大昆布干しインターンシップ」4年分40名の実績を、LPにて公開した。
京大昆布干しインターンシップLP:
https://zenichikosaka2020.wixsite.com/my-site京都大学の学生約10名が、利尻島に来島
毎年6月〜8月の利尻昆布生産繁忙期に、京都大学の学生約10名が利尻島に来島している。
学生たちは、昆布漁師である小坂善一さんが運営する「京大荘」(簡易宿舎)に寄宿し、朝3時から始まる利尻昆布の干し作業や、夕方の昆布干し回収作業を支援している。漁師にとっては、人不足の課題解決、学生にとっては一次産業の現場理解がメリットとなっている。
京大荘の修繕、学生たちの食費など事業に必要な費用は、クラウドファンディングで調達した。179名が支援し、目標金額を大きく超えて達成することができた。
文継の紹介で、多岐にわたる業界の社会人が利尻島に駆けつけ、インターンシップを応援している。過去4年間で50名弱の関係人口が創出された。出身企業は、三菱商事、三井物産、住友商事、マッキンゼーアンドカンパニー、博報堂をはじめ、医者・弁護士・公認会計士など職種も様々だ。
(坂土直隆)