
株式会社学情は、企業・団体の採用担当者を対象に、「2024年卒の採用状況」に関するインターネットアンケートを実施した。
採用活動の早期化が進んでいる
それによると、内々定出しの開始時期は、同社の調査ではここ数年4月がピークであった。
今年度調査では、3月(23.8%)が最多に。2月以前の内々定出しも、前年度比5.8ポイント増の22.%%となり、採用活動の早期化が進んでいることが分かる。
また、企業セミナー(採用情報を提供するセミナー)の開始時期は、採用広報解禁と同月の3月が27.9%で最多だった。
一方で、3月より前に開始する企業は63.0%と、半数以上の企業が採用広報解禁前に実施していることが分かる。
特に、「2022年10月以前」は、前年を5.8ポイント上回る18.5%に。多くの企業が夏季休暇に実施したインターンシップと連動させるように、企業セミナーを実施していると考えられるとしている。
■調査概要
・調査期間:2023年1月5日~1月31日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:全国の企業および団体
・有効回答数:1,862件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
▽詳しくは、以下URLを参照。
https://service.gakujo.ne.jp/documents/24saiyo-report (坂土直隆)